フィラリア抗体迅速検査用ノーカットシート

病原体診断と免疫診断に分けられます。前者には、末梢血、乳び尿、および抽出物からのミクロフィラリアおよび成虫の検査が含まれます。後者は、血清中のフィラリア抗体と抗原を検出することです。
免疫診断は補助診断として使用できます。
⑴ 皮内検査：患者の診断の基礎としては使用できませんが、疫学的調査には使用できます。
⑵ 抗体検出：多くの検査方法があります。現在、フィラリア成虫またはマレー ミクロフィラリアの可溶性抗原に対する間接蛍光抗体検査 (IFAT)、免疫酵素染色検査 (IEST)、および酵素結合免疫吸着法 (ELISA) は、高い感度と特異性を備えています。
⑶ 抗原検出：近年、B. bancrofti および B. malayi の循環抗原をそれぞれ ELISA 二重抗体法およびドット ELISA によって検出するための、フィラリア抗原に対するモノクローナル抗体の調製に関する実験的研究が予備的な進歩を遂げました。